約1年7ヶ月住んだアリゾナ州グレンデール市を大晦日に離れ、
2012年元旦から、インドに来ています。
このインド滞在は、サンダーバードのプログラムの一環。
卒業式を終えた僕ではありますが、正式にはこのプログラムでの3単位を修了しないと、
卒業の修士号(MBA)がもらえません。
このプログラムはWinterimと呼ばれており、毎年1月に開催されています。
開催場所もインドだけでなく、今年は、ブラジル、南アフリカ、スイス、コスタリカ、
ニューヨーク、サンディエゴなど、世界各地で開催されています。
サンダーバードでのMBA学位は、単なるMBAではなく、
MBA in Global Management(俗にグローバルMBA)ということで、
カリキュラムの中に、海外での履修経験が必須で課せられています。
それぞれ母国以外の地域にて、このようなWinterim、
もしくは同様の趣旨で5月に開催されるSummerim、
アメリカ国外で半学期を受講するOversea Module、
1学期を交換留学生として過ごすExchange Program、
母国外でのインターンシップのいずれかの経験をしなければなりません。
僕は、21世紀の世界経済を大きくしていくであろうインドを選んでみました。
そして、元旦からインドに来ています。
正式にプログラムが始まったのは、本日1/7から。場所は中部の大都市ハイデラバード。
元旦から今日までは、ムンバイ、アウランガバードの2都市を観光していました。
プログラムの案内人は、サンダーバードのインド人教授。
サンダーバードのインド人留学生一人もヘルパーとして参加。
本国人による国の案内は、日本でのMBAではなかなか味わえない貴重な経験です。
ここから2週間かけて、ハイデラバード、バンガロール、デリーの3都市を訪問し、
約10社の企業訪問やプレゼンテーション、現地の消費者宅の訪問や、
インド現地のMBA学生とのディスカッション、サンダーバード卒業生との会食などを
していきます。
インドといえば、バックパッカー旅行。もしくは、国際協力・開発援助のお手伝い、
という印象が強い日本ですが、
純粋に「新興国市場」としてビジネス目線でのインド分析ができる機会を得られて、
とても楽しみです。