今回はかなり内輪ネタです。
在学生の皆さんは、来週から春学期(Spring Tri)の履修登録が始まります。
この履修登録が開始できる時間は、生徒によってバラバラです。
卒業が近い人から優先して履修登録できるようにしようという計らいです。
しかし、オペレーションが完ぺきではないので、
卒業時期が早いのに、履修登録時間が遅かったりということもときどきあります。
この場合、抗議しても受け付けてもらえないので、
しぶしぶ受け入れるしかありません。
当然ながらこの履修登録時間差配によって発生する問題が、
「取りたい授業がもうすでにいっぱいで、履修できない!」
というものです。
クラスごとに履修可能人数が決められているので、
登録が遅いと履修できないのです。
この場合の対処方法を、
Thunderbirdの学生の皆さん向けにお伝えしたいと思います。
■ウエイティングリスト(Waiting List)
この履修人数オーバー問題に対応するために、
多くの授業では「ウエイティングリスト」が設けられています。
結論としては、履修オーバーの際にまずすべきことは、
このウエイティングリストに登録することです。
ウエイティングリストに登録しておくといいことは何か。
それは、履修していた人が履修を取りやめ空席ができた場合に、
履修ができるようになるということが1つ目のメリット。
そして2つ目のメリットは、
学校側もウエイティングリストに残っている人は、
なんとか履修できるようにしようという配慮があるため、
履修可能人数を拡大したり、クラスを2つに割ったりして、
ウエイティングリストにいる人はかなり救済されるということです。
しかし、ウエイティングリストも万能ではありません。
まず、1学期のうちに登録できる「ウエイティングリスト入り」は、
1クラスだけです。
2クラス以上でウエイティングリスト入りすることはできません。
次に、ウエイティングリストが設けられているクラスでも、
1クラスのウエイティングリストの上限が15名までと定められている
ことです。
また、ウエイティングリストが設けられないクラスもあります。
■卒業生優先枠
ウエイティングリスト入りできなかった場合でもまだチャンスはあります。
まず、卒業を間近に控えた学生は、
卒業する学期の必修科目については救済され、
定員オーバーでも履修ができますので、
Registration Officeに申し出てください。
ただし、同一必修科目で複数の教授が担当している場合、
学生が自分で教授を選んで救済措置を要求することはできません。
履修できる枠は、勝手に学校側が指定します。
■持久戦
ウエイティングリスト入りできなかった卒業間近生以外の学生も、
チャンスはあります。
他の学生が履修をとりやめたタイミングを見計らって、
滑り込み履修登録をするという方法です。
しかし、他の学生がいつ履修をとりやめるかはわからないため、
持久戦となります。
ちなみに、履修登録システム「Access」は、履修登録期間が過ぎると、
履修登録もキャンセル登録もできなくなります。
再び、自由に履修ができるようになるのは、
学期の最初の週の月曜日午前8:00から金曜日(何時か忘れました)の
1週間です。
そのため、まず最初に「滑り込み履修登録」を狙うタイミングは、
月曜日午前8:00のタイミングです。
履修取りやめをしたい学生が、履修取りやめ操作を行うためです。
そのほかに、個別に履修定員数が拡大されたり、
学生が直接キャンセル依頼を出した場合に、枠が空くタイミングでもあります。
そのため、多くの学生が、午前8:00を秒読みカウントダウンをし、
一斉に「クリック!」ということになります。激戦です。
朝8:00にキャンセル操作をしなかった学生が、
その後、午前中をかけてキャンセルをすることもあるため、
この午前中はこまめにチェックをして、タイミングを伺う必要もあります。
月曜日の夜も狙い目です。学生が夜に履修キャンセルをすることがよくあります。
次に、大きな「滑り込み履修登録」タイミングとなるのが、
履修したいクラスの初回が終わったタイミングです。
数名の学生は、初回授業を体験した後に「やっぱりとりたくない」という
判断をするため、キャンセルが発生しやすいタイミングです。
授業が終わる前後のタイミングが、2番目の山場となります。
この2番目のタイミングでもダメだった場合は、
金曜日までこまめにチェックをして、常にタイミングをみていくことになり、
持久戦が続きます。
これでダメだった場合は、諦めるしかありません。。
とういことで、今回は、在学生の方向けの情報でした。