新たな時を迎える”Thunderbird School of Global Management”


アンジェル・カブレラ氏がサンダーバードの学長に就任したのが2004年。

その彼が今、大きな挑戦をしようとしています。

それは、サンダーバードをさらに「グローバル人材」の教育機関となるため、
学校の体制やカリキュラムを全面的に刷新しようとしているのです。

サンダーバードは1947年に創立されて以来、「グローバルビジネス」を扱う
ビジネススクールとして名を馳せてきました。

しかしながら、グローバリゼーションが進む中、
他の多くのビジネススクールも同様に「グローバルビジネス」教育に
力点を置き、カリキュラムの変更やプログラムへの投資を行ってきています。

このように激化する競合環境の中で、
あらためてサンダーバードの存在意義に立ち戻り、
あるべき姿(To Be)から現状の課題を浮き彫りにし、
中長期的な教育改革プランを設計していこうという試みです。

また、全米の大学はどこも資金繰りに苦労している現状があります。
新たな教育体制のためには新たな投資が必要となります。
サンダーバードをひとつの組織として経営を成り立たせるため、
収益源の確保、利益確保を図っていくための、
中長期的な経営計画が必要とされています。

その目的のために、彼が今年に入って制定したのが”Vision 2020″。

学校の最高意志決定機関である”Board of Trustees”(評議会)でも
昨日この”Vision 2020″が承認されました。


↑クリックすると内容をご覧いただけます。

その中で特に強調されているキーワードが”Global Impact”。
大きく変化する世界の中で、真にインパクトをもたらす存在となるには
何が必要なのか、壮大なテーマ設定です。

このビジョンに基づく、具体的な実行計画については、目下構想中ですが、
いくつか短期的に変化させる内容が明らかになってきています。

現在サンダーバードへの留学を検討している方に影響を与える内容としては、
2013年秋入学生より、
サンダーバードのMBAカリキュラムが一新されるというものです。
今のところ、具体的な新カリキュラムについては固まっていません。

変化のアイデアについては、いろいろ出ているようです。
コチラからアイデアをご覧いただけます)

21世紀にもサンダーバードがグローバルビジネス世界No.1として輝けるよう、
カブレラ学長の力強い挑戦が始まっています。


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