先日、サンダーバードでの開講科目をコチラで紹介しましたが、
今回は、どのように学生が具体的に履修科目を選択しているか、
ご紹介したいと思います。
サンダーバードの専攻分野は、以下の5つに分かれています。
・グローバル・ファイナンス
・グローバル・マーケティング
・グローバル・マネジメント
・グローバル・アントレプレナーシップ
・グローバル・開発
ただし選択科目の履修は自由なので、
ファイナンスの分野からすべての選択科目を取得してもいいですし、
専攻分野を横断して興味のある分野を摘み食いしても構いません。
このように、大きな自由度があるため、
逆にどの科目を履修すればよいのか頭を悩ませることになります。
そこで、役に立つのが、これから紹介する
「シラバス」と「授業評価(Course Evaluation)」です。
1. シラバス
それぞれの講義には3ページから10数ページに及ぶ「シラバス」(授業案内)が
授業の初めに配られたり、学校の講義ウェブサイトに掲載されたりしています。
このシラバスには、そのクラスの狙い、講義スタイル、読書文献、評価システム、
スケジュール、課題の内容などが記されているため、
このクラスを通じて得られる知見や、クラスの負荷を推して知ることができます。
講義ウェブサイトは、それぞれのクラスの履修登録後にしか読むことができないのですが、
学生課のウェブサイトで、過去のクラスのシラバスが一覧表示されています。
そこで、授業の登録時に、事前にそのシラバスを読んだうえで、内容を精査し、
授業の登録に挑むことができます。
学生課のウェブサイトは、サンダーバード合格後にマイページのIDとパスワードを受け取った
後であれば、いつでも閲覧することができます。
2. 授業評価(Course Evaluation)
もうひとつの重要な参考情報が、
履修後の学生がクラスを評価する公式の「授業評価」です。
この授業評価も、同様に学生課のウェブサイトで公開されています。
5点満点で、ほぼ全員が5をつけているような科目もありますし、
4や5がほとんどつかないような科目もあります。
特に、必修科目の中には、教授によって評価の差が大きいものもあり、
同じ科目でも担当教授によって、「当たり」と「外れ」があります。
そのため、履修するタイミングやクラスを担当教授によって、選ぶ分ける
ということも少なくありません。
そのほかにも、学生間の評判を参考にしたり、
自分の弱みを補ったり、自分の強みを伸ばすという観点から、
選択授業を決めるということも当然あります。
サンダーバードの新入生の中で、より詳細を聞きたいという方が、
いらっしゃいましたら、遠慮なくご連絡ください!