昨日から夏学期(Summer Trimester)がスタートしました。
夏学期は、他の学期に比べて、キャンパスにいる学生数が3分の1にまで落ち込みます。
最大の理由は、学生数の約30%を占めるMaster of Science (MS)とMaster of Art (MA)の
カリキュラムが開講されないため、学生が実家や母国に帰ってしまうためです。
さらに、MBAの学生も、インターンに行ったり、
アリゾナの夏の暑さを避けて夏学期をバケーションにしてしまうため、
MA, MSの学生と同様、帰省してしまうため、キャンパスは閑散としています。
一方で、この夏学期は、
秋にMBAをスタートする新入生がPre-MBAを受講する時期でもあります。
Pre-MBAの開始は6月上旬。そのため、受講生は5月下旬にアリゾナへやってきます。
ランチタイムの食堂は、Pre-MBAの学生のみということも少なくありません。
閑散としたキャンパスを前に、はじめてサンダーバードを体験する受講生は、
「サンダーバードは寂しいキャンパスだな」という想いをします。
今年は、Pre-MBAの学生数が例年になく多いようで、約50名ということです。
ちなみに、昨年は30名強でした。
きっと今年の夏は、Pre-MBAの学生がキャンパスの雰囲気をつくっていくのだと思います。
しかし、9月に入ると、学生数が3倍にまで増え、キャンパスは活気を取り戻します。
こうして、のんびりとした雰囲気の夏学期が今年もスタートしました。