昨夜は、サンダーバードの4カ月に一度の祭、
「アジア・リージョナル・ナイト(Asian Regional Night)」が
学校の体育館にて開催されました。
この「リージョナル・ナイト」というイベントは、
アジア、アフリカ・中東・ヨーロッパ、南北アメリカの3つのエリアに分かれて、
それぞれ4カ月に一度開催されています。
アジア・リージョナル・ナイトは、その中でも最大の盛り上がりを見せています。
主催者は、サンダーバード・ストューデント・ガバメントという名の「生徒会」。
実際のコンテンツ提供者は、アジアの各クラブです。
アジアのクラブは、日本、韓国、中国、台湾、タイ、インドが単独のクラブを保有しており、
その他、東南アジアクラブという地域をまとめたクラブも活動しています。
時間はディナータイム。各クラブから料理が提供されます。なんと入場料も食事も全部タダ。
生徒会から活動費が支給されているので、各クラブの予算持ち出しもありません。
学生の家族や地域の人にも公開されます。
このアリゾナの地域で、おいしいアジア料理が一度に味わうことができるのは最高です。
お皿にのっているのは、中華料理と韓国料理。両方とも最高にうまかったです。
序盤は、バンド経験のある学生が、歌ったりしています。
ちなみに、歌っているのは韓国人。28歳と29歳で韓国人留学生としては最年少。
2人ともアメリカやカナダの大学を卒業しているので、英語が達者です。
日本語も勉強している2人です。
インドネシア舞踊なんかも観れたりします。
今回は準備期間が短かったため、日本と韓国の各クラブは演目を断念。
台湾クラブは定番のポップダンス。日本の結婚式の二次会のノリでした。
学生数が50名ほどを誇る中国クラブは、今回は数で押す作戦を辞め、
中国琴の独演奏と習字を披露という、タレントを前面に出した演目でした。
そして、今回、なんといっても笑いをさらっていったのが、タイクラブ。
いつもは、あまり目立った演目を提供しないタイクラブが、
今回はやってくれました!
写真がぶれてますが、若手二人(25歳前後)が、剣舞踊を披露。
でも当の本人たちが「平和」を絵に描いたような二人なので、
なんとも愛らしいかんじです。でも一生懸命。
そして次に、少し年上の2人(20代後半)が、ムエタイの実演を披露。
でも二人とも素人です。これまた、「平和」な2人の演目。本人たちも笑ってます。
内容はコメディー風で、会場からの爆笑が起こってました。
でも、本人たちは一生懸命。
これを観ていて、「タイは本当に平和な国だな~」としみじみ思えてきました。
そして、毎度のようにトリをつとめるのは、インドクラブです。
インドクラブは、クラブの中で最大の数を誇り、なんと約200名。
彼らのダンスは抜群です。インド人はみんなダンスがうまいんです。
こうして、アジア・リージョナル・ナイトにいると、自分がアメリカにいることを忘れ、
アジアのどこか別の世界にいるような錯覚に襲われます。
それがここサンダーバード国際経営大学院の魅力です。
学校の場所は、アメリカのアリゾナ州というところですが、
キャンパス内は、アメリカではない、どこか別の世界です。
学生同士のつながりは非常に強く、
「競争意識」を培養するMBA、ビジネススクールの中で、
サンダーバードは、珍しくネットワークを重んじる「協働」の文化があります。
嫌なヤツの出現頻度も著しく低く、気軽に話しかけあう関係性です。
特にキャンパス付近に繁華街もないため、
学生はキャンパス中心の生活を送り、自然と輪が横へ横へ繋がっていきます。
こうして登場してくる学生は、みんな良き友達たち。愛らしい仲間。
サンダーバードに来たことで得られた、かけがえのない財産です。
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