サンクス・ギビングデー(感謝祭)


11/25、アメリカは、
サンクス・ギビングデー(Thanksgiving Day)という祝日でした。

アメリカでは、毎年11月の第4木曜日をサンクス・ギビングデーと定めており、
翌金曜日も、学校や会社も休みになるので、4連休です。
7/4の独立記念日、12/25のクリスマス、1/1のニューイヤーズデーと並んで、
イベントやセールが目白押しになります。

サンクス・ギビングデーは、日本の祝日「勤労感謝の日」に時期が近く、
名称も似てますが、由来はだいぶ違うようです(Wikipedia)。
アメリカのサンクス・ギビングデーは、1600年代にイギリスからの植民者が
アメリカに到着した際に、神の恵みに感謝したことから始まりましたが、
現在では、宗教的な意味合いはほとんどなくなり、国民の祝日と認識されています。
そのため、一部の宗教者にとっては、サンクス・ギビングデーは、
クリスマスを超える、一年で最大のイベントとなっているようです。

一方、日本の勤労感謝の日は、飛鳥時代の新嘗祭に端を発するようです。
勤労感謝の日は、1948年にGHQの統治下で制定され、新嘗祭が国家神道と結び付いて
いることを危惧し、アメリカの祝日のレイバー・デー(労働者の日:9月の第1月曜日)と
サンクス・ギビングデー(感謝祭:11月の第4木曜日)を併せた祝日を考案し、
「勤労感謝の日」としたとのことです(Wikipedia)。

さて、アメリカのサンクス・ギビングデー11/25ですが、
この日の夜は、ターキー(七面鳥)を家族と一緒に食べるのが一般的。
家族と一緒にといっても、自分の親と兄弟という規模ではなく、
日本の正月のように、親族が一同に集まり、30名~50名の規模。
サンダーバードにいるアメリカ学生も、ほとんどが実家に帰省してました。
そこで、僕は、フェニックス近郊に実家があるアメリカ人のクラスメートに、
家族パーティーに招待してもらいました。

まず、パーティーの前に、手土産を買おうと、
一緒に参加する中国人とワインを買いに酒屋チェーンストアへ。
しかし、目当ての酒屋チェーンストアは閉店。
店の入り口の張り紙には、
「毎年サンクス・ギビングデーとクリスマスは閉店します」の文字が。
サンクス・ギビングデーの当日は、ほとんどの店は閉店してしまうのです。

次に向かった先は、ウォルマート。
経済合理性を優先しそうなウォルマートなら、この日も開店しているだろうと思ったら、
やっぱり開店してました。
ウォルマートに置いてあるワインは、安い価格帯のものが中心で、$3~$15程度。
一応、見栄を張って、$15ぐらいのワインを購入。
店内には、アップルパイやパンプキンパイがたくさん置いてありました。

そして、夜。同じく一緒に参加するアメリカ人の学生に送ってもらい、
招待をしてくれたクラスメートの家へ。
彼は、フェニックスで高校まで育ち、大学からニューヨークへ行き、
サンダーバードに来るまでは、ニューヨークの会計事務所で会計コンサルティング
をしていた好青年。日本の一風堂ラーメンが大好き。
まずびっくりしたのが、この家の豪邸っぷりです。
部屋数たくさん、庭にはプール、素敵な離れのゲストハウス、そして牧場。
さすがに恥ずかしくて、写真を撮れませんでしたが、こんなイメージです。

集まっていたのは、彼の両親とお姉さん、そして両親の兄弟と子供や孫、
さらに、お爺さんの代の親戚までと、総勢30名。
みんなホスピタリティが素晴らしい人たちで、快く迎え入れてくれました。

毎年、外のパティオで食事をするということで、パティオにはナイフとフォーク
など一式がレストランのように並べられていました。
ただ、今年のサンクス・ギビングデーの夜は例年になく寒く(1933年以来の寒さを更新)、
外のパティオには、ガス暖炉が置かれ、みんなジャケットやコートを着て食事。
それでも、ワインを飲むうちに、体はどんどん温かくなっていきました。

頂いた食事は、ターキーをメインに、ポテトサラダや野菜の煮物など。
アメリカのレストランでは食べられないような、マイルド&ヘルシーな家庭料理でした。
味も最高においしくて、みんな2皿目をお替わり。
デザートは、パンプキンパイにパンプキンアイスクリームというパンプキンづくし。

4時間ぐらい、アメリカでの生活や自分の国についてみんなで話をしたり、
クラスメートだけになったときは、授業中やクラスメートのバカ話をしたり、
楽しい時間でした。

こうして、サンクス・ギビングデーの夜は終わりました。

しかし、アメリカの4連休祝日の本番はここからがスタートです。
サンクス・ギビングデーでは、デパートも含め、ほとんどの店が
閉店となりますが、翌金曜日は全店開店となり、セールが始まります。
そのため、この金曜日は、どの店も収支に黒字になるため、
「ブラック・フライデー」と呼ばれています。
僕は、クラスメートの中国人に誘われ、セールに同行してきました。

まず、この日は、デパートは午前4時に開店します。
そのため、3時半に待ち合わせ。
車は中国人が同じく中国人の同級生から借りることができたものの、
彼らはアメリカでの運転免許を持っていません。
ということで、アリゾナ州免許をもっている僕がドライバーです。
僕がいなかったら、一体どうやって彼らはモールにいったのだろうと
思いながら、運転席へ。そこで、ハプニングを知らされます。
なんと、この車。トランクのドアが閉まりません。。
そして、運転席の内側のドアレバーがありません。。
運転席のドアは窓をあけて外側のレバーからあける方式。
そして、トランクのドアが勝手にあかないようにそーっと走る方式。
アメリカには車検の制度がないので、こういう車でも走れてしまうのですが、
それでも平然とこの車を運転している中国人には、びっくりします。

ちょうど4時にArrowheadショッピングモールに到着。
案の定、たくさんの人が待っていました。

アメリカのショッピングモールは、
ブランドショップが軒を連ねたエリアを中心に、
そこにMacy’sやJ.C.Pennyといった中堅デパートが接合しているのが
典型的なスタイルです。


<ブランドショップ>


<Macy’s>

日本のショッピングモールと作りは非常に似ています。
むしろ、日本のショッピングモールは、アメリカのショッピングモールを
参考にして作られたようなのではないかと思います。
ただ、日本と違い、アメリカのショッピングモールは、
子供のレジャー施設が広く、充実しています。

店内は、早朝にもかかわらず、人でごった返していました。

この日は、通常値下げをしないApple Storeも値下げを実施。

高額商品がタダでもらえるイベントも行われていました。

マスコミも取材に来てました。

一番人気だったお店は、コチラ。

アジア風の屋根がある、ちょっと変わったお店。
ブランド名は、Hollistar。
日本でもお馴染アバクロの、若者を対象にしたサブブランドのお店です。
ほかの店が4時に開店するなか、Hollistarだけは6時に開店という王様っぷり。
開店前には行列ができ、開店後もレジを待つのに1時間の行列。
僕もここでアメリカに来て初めての買い物をしましたが、
ロングパンツ$30、冬物アウター$15という破格の安さ。
1時間並びましたが、価値はあったと思います。
ちなみに、アバクロは、日本以外では、A&F(エーアンドエフ)と呼ばれています。
正式名称のAbercrombie & Fitchの省略形です。
アバクロでは通じません。。。

この秋の大セール。ショッピングモールにいると、あることに気がつきます。
アリゾナ州は、比較的白人が多い州ですが、
この日は、ヒスパニック系、アフリカ系、そしてアジア系の人々をたくさん目にしました。
彼らにとって、この大セールは、日頃手の届かないものを、一気に購入するチャンス。
服、靴、化粧品、寝具、調理器具、電化製品などを大量に購入していました。
※隣のBest Buy(家電量販店)では、パソコンを買うために2時間の列。
こんなところにも、アメリカ社会の格差を思い知らされました。

こうして、サンクス・ギビングデーはショッピングをして時が過ぎていきます。
サンクス・ギビングデーがあけた月曜日には、
ネットショップとサンクス・ギビングのセールとで価格比較をしていた人たちが、
セールよりネットショップのほうが安いことを確認したのち、
ネットショップで商品を一斉に購入します。
そのため、この月曜日はネットショップの売上が高騰し、
アメリカでは「サイバー・マンデー」と呼ばれています。

サンクス・ギビングデーが終わると、アメリカは一気にクリスマスモードになっていきます。
すでにこの日にも、デパートでは、クリスマスソングのBGMを流していました。
徐々に寒くなってきたアリゾナ州。灼熱の砂漠も冬を迎えつつあります。


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