各国のGDPと平均余命について歴史的な変遷を動的に表している
サイトを発見しました。
GDP MINDER WORLD http://www.gapminder.org/world/
このサイトは、世界の歴史について「へ~」と思わせてくれるのと同時に、
データをグラフィカルに見せる表現方法としても、勉強になります。
このグラフは、全部で4つのジャンルのデータを、国別×年別分扱っています。
1. 一人当たりGDP (横軸)
2. 平均余命(縦軸)
3. 人口(円の大きさ)
4. 地域(色)
年毎の変遷は、気象予報図のように、
再生ボタンを押すことで、自動的に表を動かしてくれます。
国については、円をクリックすることで、国名を表示してくれます。
大昔のデータについては、どこまで信憑性があるかはわかりませんが、
それでも見ていて、時代の動きが把握できます。
見ていておもしろかったのは、
– 1800年では、今ほど一人当たりGDP、平均余命ともに差が大きくない
– 北欧諸国は19世紀の時点で、すべて平均余命が高い
– 第一次、第二次世界大戦後には戦地での平均余命が大きく下がる
– 19世紀後半から、ヨーロッパで右上にシフトする国が現れ始める
– 1945年頃から、発展途上国も含め、全体的に右上にシフトしていく
– 中国は大躍進政策の失敗により、1960年前後にGDPと平均余命が激減
きっと、グラフがなかったら、発見できなかったであろうなことが、
グラフ化によって、直感的に変化が把握できました。
ツイッター以外では初めてのコメントです。
中国の件は興味深いですね。
大躍進政策の失敗を挽回するために起こしたのがあの「文化大革命」。
中国が真に民主化されるのはいつの日か?