英語の正しい学習法 <ステップ⑤>


こんにちは。

< ステップ⑤ 文章力をさらに上げる >

ステップ④で、
少し複雑な内容の英作文ができるようになった方は、
次はエッセイやレポートなど、英語の文章を作成できるようにしていきます。

ステップ⑤でのキーワードは、「英文の構成パターンを理解する」です。

一文、一文の英語の文章を作成できるようになっても、
文章全体の構成が整っていなくては、良い英文にはなりません。

この構成についてのトレーニングのためには、
TOEFLのライティングの教材を使う方法が、非常に効果的です。

代表的なものをご紹介します。

『TOEFLテストライティング問題100 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)』
→ 基本的な文章構成の作り方が、丁寧に解説されている。
  構成に自身のない方におススメ。

『TOEFL TEST対策iBTライティング』
→ アイデア検討から文章構成までの広い範囲をカバー。例文も豊富。
  構成の基本は理解しているが、多くの例文に触れたいという方におススメ。

英語の構成のコツが掴めるようになると、
日本語と同じぐらいのレベルの高度な内容で、
300文字以上の英語の長文が、スラスラと書けるようになります。

今回は、その中から、構成のエッセンスを説明します。

まず、英語の基本的な構成は、

■結論(Introduction)
■結論を支持するための理由の概要(summary)
■理由1の説明(body 1)
■理由2の説明(body 2)
■理由3の説明(body 3)
■内容の要約および再度結論(conclusion)

が大きなフレームワークです。

最初の結論の前に、

■問題の定義(definition)

が入ることもあります。

日本語で文章構成というと「起承転結」という言葉が思い浮かびますが、
このようなストーリー調の文章構成は英語では好まれません。

英語では常に、「いかに効率的に内容を相手に理解してもらうか」という観点が、
重視されているためです。

例えば、「日本の英語教育は改革すべきか?」という意見に対し、
構成(composition)は以下のようになります。

■ 結論: この意見には賛成だ。
■ 理由の概要: 理由は3つある: 
           現在の教育では不十分。ビジネス上の必要性。観光立国。
■ 理由1: 第一に、現状の文法中心の教育では、不十分だ。
       なぜなら、・・・・
       一般的には、・・・・
       例えば、・・・・
       一方外国では、・・・・
       なので、現状は、日本の英語教育はニーズに合っていない
■ 理由2: 次に、ビジネス上で、英語の必要性が増している。
       なぜなら、・・・・
       ・・・・というような統計がある
       実際に自分の経験でも、・・・・
       ・・・・という人もいる。
       なので、今後、ビジネスで活躍するには英語が必要になる。
■ 理由3: 最後に、国内でも観光立国を推進するため、英語の必要性が増している。
       なぜなら、・・・・
       政府は、・・・・という方針だ
       すでに、・・・・という現状でもある
       ・・・・ということを本で読んだこともある。
       ・・・・ということも多く言われている
       なので、今後、国内にいてもビジネスを使う機会は増えてくる。
■ 結論: 以上3つの理由から、日本の英語教育は改革が必要だ。

このように、文章をつなげていきます。

上記のbodyで、よく用いられるのは、
‐ 自分や人の体験談など具体例
‐ 一般的に言われている通説
‐ 統計データ
です。

特に英語では、「具体例」を重視する傾向があります。
一方、日本人は、具体例よりも抽象的な概念をつないで、
結論を求めることが一般的です。
そのため、この具体例を使って、うまく説明していくことが、
日本人の英作文作成で一番つまづくところのように思います。

これらの表現をスムーズに英語で行うために、
「はじめに」「次に」「なぜなら」「加えて」「さらに」「にもかかわらず」
「に限らず」「だとしても」「つまり」「結論として」
というような、つなぎの言い回しを覚えておく必要があります。
これら基本フレーズは、上記の教材に丁寧に紹介されています。

あとは、反復練習です。
反復練習のためにも、やはり上記の教材をどちらか購入することとを
おススメします。

また、英会話や英語でのスピーチの構成も、
英作文と同様、Introduction→body→conclusionという流れをとります。

英語では、このような格言があります。

Tell them what you are going to tell them,
tell them,
Tell them what you told them.

「初めに聞き手に自分がこれから何を話すのかを説明し、
内容を説明し、
最後に聞き手に自分が何を話したのかを説明する」

このような論理構成が、非常に重んじられているのです。

会話表現の練習したい方には、以下の教材がおススメです。

『英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング』

ステップ⑤まで来ると、表現レベルは日本語と同レベルのところまで
達しています。ビジネスでも不自由なく英語が扱えるようになります。

→ <ステップ⑥へ (現在執筆中)>

ステップ⑥では、スピーチのレトリックについて説明していく予定です。

自分のレベルにあった英語学習方法を知る手段として、
ベルリッツの無料体験レッスンを受けてみることをおススメします。


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英語の正しい学習法 <ステップ⑤> への4件のフィードバック

  1. ピンバック: 英語の正しい学習法 <ステップ③ 番外編> | アメリカ・サンダーバードMBA留学ブログ

  2. ピンバック: 英語の正しい学習法 <ステップ④> | アメリカ・サンダーバードMBA留学ブログ

  3. nakasendo のコメント:

    社会人1年目、MBA以前に英語を身につけようとしているものです。
    非常に参考になります、次回の執筆を楽しみにしています。

    • Thunderbird Blog のコメント:

      コメントありがとうございます!最近、多忙で更新頻度が落ちていましたが、頑張って更新していきますね!

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