ゴール①「将来海外で働きたい・生活したい」

将来海外で働くということや、生活するという夢を描いている人にとっては、夢を叶える方法は大きく2つあります。

1.勤務地が海外の求人に応募して転職する

これは、手っ取り早くゴールを叶えてしまうというダイレクトコースです。すでに行きたい地域や、やりたいことが明確な人は、MBA留学というステップを踏まず、現地に飛び込んでしまう方法はありですし、実際に中国やシンガポールなどに移住してしまっている人は多くいます。

しかし、この方法には注意が必要です。最近、海外勤務地の求人は増えてきていますが、いわゆる現地採用の求人は、日本企業であったとしても給与が「ローカルプライス」でとても低いのが実情です。海外で働く、生活するという夢を実現できたとしても、どのような生活水準で生活したいかは、現実的に考慮する必要があります。

海外でマネジメントポジションやプロフェッショナルなポジションにつき、高い水準の給与を得るためには、海外で業務を遂行する一人前の仕事力の加え、十分な語学力とコミュニケーション能力が要求されます。

それにまだ自信がない方にとっては、MBA留学という場を利用して、語学力やコミュニケーション力をトレーニングする方法があります。さらにに、日系企業ではなく欧米やアジア企業で働くこと上では、MBAはネームバリューを持ちます。

現在の自分の能力が、海外で活躍して行く上で十分なのかどうか。この点を一人で考えるには限界があります。これを判断する上で、第三者の意見を聞くという手段を活用することを良いことです。

知人に海外経験のある人がいる場合は、その方に聞いてみるのもよいですし、そういう方が知人にいない場合や現在の海外での求人環境を知りたい場合には、転職エージェントの面談を受けて、客観的な意見を聞いたり、自分のゴールに向けた強化ポイントを尋ねたりするのはとても良い方法です。

海外の求人状況を把握している転職エージェントは日本には多くはありません。あえてオススメを挙げるとすると、海外ネットワークをすでに構築しているリクルートグループの転職エージェントは良いと思います。

2.MBA留学後に海外勤務地の仕事に就く

これは、MBA留学を通じて、言語力やコミュニケーション力を向上し、海外勤務地の求人に応募するという手法です。この手法には、直接日本企業の海外マネジメントポジションに応募するという方法もありますし、日本本社の企業に応募して、海外駐在として海外にいくという方法もあります。

マネジメントポジションの求人では、当然ながら十分な能力が求められます。また、海外駐在求人も人気が多い割りには、数が多くはありません(日本企業は人事ローテションの中でポジションを決めるため、海外駐在だと確約することを嫌がります)。

このように日本企業のマネジメントポジションは競争が激しい状況ですが、MBA留学は最近プラスに作用するようになってきているようです。かつては、「MBA軽視」という風潮が強かった日本企業ですが、グローバル化の波に抗えず、広く海外で“めげずに”活躍できる人材を求めるようになってきました。

MBA留学で海外で少なからず“もまれた”人材は、日本企業にとって「この人はめげずにやっていけるだろう」という安心材料になっているようです。海外ポジションを獲得する上でも、MBA留学は有利に働きます。

海外勤務地の仕事に就く上でのもうひとつの方法は、海外の企業での職に就くことです。アメリカのみならず、中国、東南アジアなどの企業は、MBAホルダーを採用したがっていますし、MBA以上という募集要件も海外の求人サイトには散見します。海外企業のマネジメントポジションは日本企業よりも給与水準が高いことも多く、チャレンジしがいのある選択肢です。

MBA取得後にどのような国内企業が海外勤務の可能性がありうるかを知る上でも、転職エージェントの話は参考になります。登録無料という転職エージェントのビジネスモデルを利用して、将来の自分の可能性を先取りして聞いてみるのはオススメです。

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