MBA留学後のキャリア・転職(中南米)

中南米では比較的緩やかに求人数が推移

中南米地域のMBA求人状況

中南米のMBA求人は、アジアほど高くもなく、北米ほど低くもなく、緩やかに増加していますが、それでも数年前までに比べたら企業のMBAホルダー採用は積極化しています。中南米でのMBA採用熱はかつては非常に低く、中南米の学生は欧米のビジネススクールを目指し、そのまま欧米で就職するというケースが一般的でした。そのトレンドが最近は変わり、中南米のグローバル企業やローカル企業は、グローバル人材を採用すべく欧米のビジネススクール卒業生に高額の年収を提示したり、ローカルのMBA卒業生の採用も同時に積極化したりしています。とりわけMBA求人が増えているのが、ブラジル(増加率16%)、アルゼンチン(同10%)、そしてメキシコ(同8%)です。

また、中南米での求人増加に大きく寄与しているのが、現地での中国語人材ニーズです。中南米では中国企業が資源獲得のために大きく進出しており、中南米の企業にとっても中国語人材はビジネス拡大の担い手となっています。

年収はグローバル企業とローカル企業で大きな開き

MBA卒業後の年収

中南米ではグローバル企業とローカル企業で年収の開きが大きいのも特徴です。最新の報告では、グローバル企業でのMBA卒業生年収のレンジはUSD60,000-80,000、ローカル企業ではUSD30,000-60,000。その差は1.5倍。スペイン語圏での勤務を希望するのであれば、中南米のビジネススクールにいくよりも、スペインのトップスクールに行ったほうが、卒業後の年収は期待できそうです。

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