エッセイ作成

準備方法

通常、応募するビジネススクールごとに2題から4題のエッセイ提出が要求されます。

応募大学ごとに2題~4題のエッセイが必要です。1題当りの文量は、500字程度のものが多く、アドミッションの印象に残るインパクトのある内容をコンパクトにまとめて書く必要があります。

エッセイのお題は毎年学校ごとに設問が変わりますが、エッセイとして出されるお題は以下の4つであることが多いです。

1. 自身のキャリアゴール

“What are your career goals/plans (both short and long term)?”
“What is your career vision, and why is this choice meaningful to you?”

ビジネススクールのアドミッションは、ビジネススクールでの成績ではなく、MBA取得後にどのような偉大な人になるかを選考で重視しています。そのため、具体的なキャリアゴール、卒業後すぐに目指している姿、そしてなぜそのキャリアゴールにとって今MBAを取得することが大事なのかが問われます。受験生の本音としては、「年収を上げたい」「キャリアチェンジしたい」「卒業後のことはまだよくわからない」ということもあるかもしれませんが、それでは他の受験生との差別化は図れません。アドミッションは、限られたMBAプログラムの定員に、将来の学校のブランドを担うような人を採用したいと考えています。将来成し遂げたいこと、自分の問題意識などを明確にすることが求められますし、インタビューでもこのあたりは必ず聞かれます。

2. リーダーシップ経験

“Describe a situation in which you demonstrated leadership.”
“Where in your background would we find evidence of your leadership capacity and/or potential?”

ビジネススクールは、単に勉強が得意な人ではなく、リーダーシップを発揮し、MBAプログラム中や卒業後に偉大なリーダーとなる人を採用しようとしています。そのため、彼ら自分のリーダーシップ能力を示すような設問を出されることも多いです。このような質問では、自分がリーダーを務めたときのエピソードを書くだけでなく、自分のリーダーシップのスタイル、なぜそのようなスタイルを取るに至ったか、どのようなケースでもそのリーダーシップスタイルは通用するかなど、過去の経験を踏まえつつ未来にも自分がリーダーシップが発揮できるということを相手に納得してもらう内容を書く必要があります。

3. 過去の成果

“What are your three most substantial accomplishments, and why do you view them as such?”
“Describe the career accomplishment you are most proud of.”

過去の成果を聞くのは、転職活動と似ていて、その人の実力値を推測するために、過去の成果をもって判断しようというものです。この設問では、成果を聞いていますが、自慢話を答えるものではありません。成果を答えることで、その人が何に達成感を感じるのかという価値観、成果のために何を努力したのかというプロセス、どのようにそれを成し遂げたのかという周囲の巻き込みなどをアドミッションは知りたがっています。

4. 失敗経験

“Describe a time when you failed and what you learned.”
“Describe a setback or a failure that you have experienced. What role did you play, and what did you learn about yourself?”

失敗経験とそこから何を学んだかを尋ねる設問です。ビジネスにおいて失敗はつきもの。アドミッションは、ビジネスをする上で避けられない失敗経験からその人が成長できるかどうかを知りたがっています。そのため、失敗談を書く際には、正直に、失敗を小さく表現しないことが重要です。これはとても勇気のいることですが、大切なことです(但し、犯罪行為など明らかに倫理を問われるようなことはさすがに書くべきではありません)。また、失敗から何を学んだを明確に記載することは、失敗談を書くこと以上に重要です。今の成長した自分は、どのような失敗によって成し遂げられたものか、こういう視点で自分の失敗談を思い出してみるとよいでしょう。

5. 倫理的ジレンマ

“Describe an ethical dilemma and how you handled it.”

近年、ビジネススクールへのアドミッションで急増しているタイプの設問です。リーマン・ショック後、ビジネススクールも経済界の社会的責任について啓蒙する義務を感じており、受験生が倫理的なジレンマをどのように克服しようとする人なのかを問うています。上記の例題でもあるように、自身の実際の経験を書く必要はないものが多く、将来起こりうるジレンマを想定して記述することが可能です。ジレンマ事例として有名なのは、新興国での賄賂です。今や日常慣行にもなってしまっている公務員への賄賂問題は、実務社会でもビジネススクールでもホットな話題。それ以外にも、従業員の国籍差別、環境汚染、危険食品の取扱、安全対策欠如など、様々な事例があります。

エッセイ添削サービスの活用

日本人でネイティブ並の英作文を書ける人はほぼいまぜん。帰国子女、英文学科卒業生、仕事で英語を常用している人であっても、大学院レベルのネイティブ英語は書けるものではありません。そこで、ほぼすべての受験生は、ネイティブにエッセイをチェックしてもらうサービスを利用しています。以前は、エッセイ添削サービスは1校数万円ほどと高額でしたが、今では、数千円の添削をオンラインで受けられるサービスが出てきており、コスパが良いです。

所要時間

1題につき約3時間

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